2010年3月14日日曜日

3331に行ってきた。

コマンドNという会社が千代田区と?はじめたらしい「3331 Arts Chiyoda」に行ってきた。
2010年3月14日の今日から開催らしい。
…にしては、出来てるテナントとガランドウなテナントにパックリ別れ過ぎ。
この街の表現的にはα版公開と言った感が強かった。
アート柄みの一部のひと、知ってる人しか入らない。/入れない。いまのとこそんな場所だった。
(よく知らないまま突入してみたが。)
希望的観測としては、末広町からわりと近いのでアキバカルチャーをキチンと昇華しながら、少し間を置いた関係で成長をしていけば成功なのかな的な。
しかし、今日見てきた限りでは前述の通りアートに詳しいひとがとりあえず来る場所のようで…。
しかもビジョンの流布をしていないのでどこに向かってるのかもよく分からず、まだまだな感じ。
(「アートセンターです」とスタッフが言って居たが、ショッピングセンターみたいな分かりやすさはそこにはまるっきり無いし、テンポラリーアイテム、テンポラリースペースでしかなかった。いまはリリースする体裁が保てていない状態だと思うんだが…。)
全フロア公開するには早すぎだし、もう少し成形してから世に出すべきでは?と思った。
(今日の船出を勝手に期待していた外野の思いね。)
振り返って見る。
美大の延長と考えるならあんなもんだろう。とも。
ちょうど美大の学祭で校舎に迷いこんだ際に出逢う光景に酷似している。
しかし、山奥の美大は既に世俗との交流を絶ちキモチワルイものにさえなってるしなぁ(以前直接行ってみた感想と数日前に行った5美術大学卒業展覧会を見てそう思う。)と思う節もあるので、美大の要素を上野近く(東京芸大近く?)に輸出してきただけと考えてるならその取り組みはイイ果実は結ばないのではとも思う。
(タマビって多摩美だろ?東京芸大へのカウンターかな?)
どうやら、当方が期待していた方向(一般人寄りの美術を売り込むファーストステップ的な、コミュニケーション改善への取り組み)とも違い、
開かれた街と人とアートを繋ぐとかそういった野心的な場所では無いようだ。
(と今日は思った。今のところだがね。)


スタッフに話をしたところ、アトリエの期間貸し、ワークショップ、学校、自社企画の展覧会、各テナントの展覧会。
そんなところだそうで。
なんかワクワクしないのは俺だけ?
アートに詳しくないひとは来ることのない…、また外界のひとを拒絶したような作りだったのは早く改善した方がよいだろう。
…というのは、やはりあれだけの箱を用意しても、芸術界隈な同族の中での循環でしかないようで、もったいないと思うと同時にちょっと寒気がしたからだ。
農業との交流なんかもやってるようだが、ムーブメントに成りきらないかもっていう雰囲気とモヤモヤ感でいっぱいだった。
まぁちょっと手厳しい話をしているが、期待してるので3331さん頑張ってください。
(ふらりと遊びいく場所くらいになれば万々歳です)

2010年3月1日月曜日

第33回東京五美術大学連合卒業・終了制作展を見てきた6

2010年2月18日〜2月28日に国立新美術館で開催された
第33回東京五美術大学連合卒業・終了制作展を見てきた。

●総評
デジタルとの対決から覚めて、不況只中の日本を明るくしようという全体傾向と人間だからという開き直り、10年以上前から続く鬱路線などがキリモミしてる状態だった。
全体に彩飾されたカオスといった感じが出ていたので展覧会としては大成功だったのではと思う。

今回見てきて美大とは隔絶した環境で絵を描いてきた自分には各大学の傾向が見れて非常に面白い体験だった。
やはり環境なのか師匠なのか、教わる学校で随分と人は変質するのだなとも。
変質が化学変化なのか劣化、はたまた汚損なのかはそれぞれによるが、学校ごとの勢いも見てほしい。
各作品にはキャプションを可能な限りつけている。
無いもの、取り違えたものはご容赦戴きたい。
(当方的には日本のアートシーンはもっと華やかで人に元気を与えるモノであってほしいと思うから、新しい人が画壇なんかに囚われず元気に活動できればとも思います)

●当方が感じた傾向は
★武蔵野美術大学
作品がのびのびしていてデイスプレイも面白い。
作品にバラツキがあり、個人が伸びる人とダメなひとが明確に別れて興味深かった。
粗削りだが、発想で抜きんでてたり、見る人との対話ができていた。

★女子美術大学
見せ方はよかった。作品自体の定着も良く、まとまっており、まとまってしまった感じ。
デイスプレイは個人を尊重しないキュレーターかディレクターのひどさがあり、師弟関係の厳しさ、理不尽さが良く伺えた。
まぁ、エースは優遇されてるから、とにかく抜きんでれば問題ないのかな?

★東京造形大学
展示スペースと作品ボリュームがちぐはぐでもったいない感じがした。
大学自体の政治力の無さと学生のやる気の爆発加減が一致していない感が凄い。
ある意味残念な結果になってました。
作品のキッチュな感じと前衛的なアクションは非常に良いので大学自体の方向は良いと思うんだけれど、入れ物としての大学が…
あと、キャプションの配置など大学のディレクションが下手に思えた。
作品はムサビ、女子美タマビなどのスーパーエース級がいない分地道な強さが滲み出てて泥くささがナイスでした。
(なにしろ狭すぎだ…)

★日大芸術学部
元気が少し足りない感じ、作品自体の破壊力や完成度から少しがっかり。
学校に勢いがないのかな?
筋の良い割りとイイコな感じのモノが多くオンバヒガサな感じなのかも。
強いて言えばサイズが大きく優しいものがありそれはそれで好きな感じだった。昔行きたい大学だっただけに残念かな。


★多摩美術大学
作品が多くひしめいていた。
スーパーエースが割りとゴロゴロしていてそれだけに屈折と挫折とか。
綺麗にパワフルに振る舞っているが輝けない何かを学校が背負っている感じ。
グロい、ウツウツとしている前時代的なアートからまだ抜け出れていないスピードの遅さが露呈していた。
とにかく気持ち悪い作品が多く、並びも終わりの方に見たのでインパクトより食傷気味で「もういいよ帰って」と言う感じだった。
何より作品が有りすぎて対処に困ってる学校が見えるようでツライ。
せめぎ合いの中で何か見つかる…のか?という微妙さの応えも頂いたような気がする。
まぁ、実社会はそこまでビビッドでドギツイモノを求めて無い気もするが、彼らの生命力の片鱗は充分に感じられた。

●とりあえず
ケータイとデジカメで写して来たのでケータイを先行して投稿しておくとしよう。

第33回東京五美術大学連合卒業・終了制作展を見てきた5

2010年2月18日〜2月28日に国立新美術館で開催された
第33回東京五美術大学連合卒業・終了制作展を見てきた。5

第33回東京五美術大学連合卒業・終了制作展を見てきた3

2010年2月18日〜2月28日に国立新美術館で開催された
第33回東京五美術大学連合卒業・終了制作展を見てきた。3

この辺は味濃いなぁ。
しっかし何か綺麗に、屈折してる。