2012年5月13日日曜日

デザインフェスタ35を回って

昨日は下村さんのブースも無事に回って夕方までほぼ全ての展覧を見てきました。

今回も賑やかな感じで熱気があり、作品も需要と供給のバランスがとれているイイ展覧会だとおもいました。


ただ、ライブアートに関しては、なんとなくいつも腑に落ちないとこが有ったんだけど、今回もかなり数が多く、その腑に落ちない部分がなんなのか…がなんとなくわかった気がするので書き留めておきます。

そぅ、各種ライブアートは、取り組みとして動きもあるし、本来おもしろいし、悪くないはずだけど何かモヤモヤしてるんですよね…


おそらく原因はこれ。

着彩している現場が、ビルとかの施工現場と同様、多くの人が現場を通っても最後まで完成品を見れないということ。
これは作品を見に来たひとに対しての展覧会としてはクリティカルに大問題なわけです。
(期待と提供するサービスのミスマッチ)

そういう意味では、ライブアートって平面の絵画で、展覧会の会場でやるべきものではないな、と思わされました。

発祥は多分ライブ始めた人は、音楽の、ロックなんかの観客を呼ぶものを見て始めたのだろうけど、絵画なんかは、できたものが作品で製造行程は作品ではないんだろうと思う。
(壁画なんかも中世から有るが公開ペイントは無いとおもう)

ライブをやるなら、その他に売り物があり客引きパンダとしてやるのは良いとおもう。
でも、旧来通り、展示のときは洒落た服でも着て、慎ましやかにプレゼンテーションする方がブレが無いしいいんじゃないかな?って思います。

やってる人は満足なのかは聞いて見たいところではありますが。
(ものとしても残らないし、なかなかシュールだとも思います。)

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